農業関税の特徴
農業関税の特徴としてあげられるのは次の諸点です。
第一に、工業製品に比べて相対的に高関税となっていることです。
ガットが先進6力国の関税水準の比較を4通りの方法で算出したものをみるとわかりやすいですね。
細かな技術的説明は省略しますが、日本の農業関税率は工業関税に比べて2~4倍の水準にあります。
ただし、これにはタバコの高関税が大きく影響しているので、これを除いてみると1.5~3倍となります。
第二に、国際的にみると、日本の農業関税はEECと並んでもっとも高い水準にあります。
EEC以外の先進国と比べた場合、国により方法によっても異なるが、日本の農業関税はほぼ2~3倍の高さです。
欧米諸国のなかではアメリカ・イギリスが相対的に低く、EECがずば抜けて高いのですが、これは可変課徴金によるものです。