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2010年10月 アーカイブ

ヤミ米業者 vs. 農協 その6

地元の人達は、こうした微妙な話をあっけらかんと語ってくれました。


そして、誰もがヤミ米業者のことを批判的には語りませんでした。


いえむしろ、同情的というべきでした。


「農家のほうから電話して、買ってくれって持ち込んでいるんだよ。


そっちのほうが、高く買ってくれるからね。


それをなんだい、邪魔してよ、アイツら。


俺たちに損害を与えているんだぜ」


倉庫のほうを見やりながら、1人がこんなことをいいだすと、いつしか私達の立ち話の輪は、激しい本音のぶちまけあいとなっていきました。


「これまでコメが余っているからって、減反させられて、余ったコメも安く買いたたかれてきた。


俺達は農政に散々、苦しめられてきたんだ。


ヤミ米屋はそういうときからコメを高く買ってくれたんだ。


凶作になったからって、農協に出荷しろっていわれても、農民はもういうことを聞かないよ」。

東京のリサイクル事情

今日は、東京のリサイクル事情について。


東京の場合、収集後の分別ごみと粗大ごみの中から選別回収されているのは、スチール缶などの鉄くずにとどまっています。


最近ではリサイクルトナーなどの利用も進んでいるようですが、"資源の塊"といわれるアルミをはじめ、非鉄金属はまったくといってよいほど回収されていないのです。


それというのもアルミは磁石では取れず、それゆえ何らかの手作業を必要としますが、中小都市で見られるようなアルミ缶の回収システムは、東京のみならず他の多くの大都市でも本格的な実施には至っていないのです。


・・このような、アルミ缶回収システムの未整備こそは、大都市でのリサイクル事業における最大の問題になっているといえます。


というのは目黒区での調査によると、アルミ缶が集団回収などで回収されているのはわずか6%に過ぎず、92%のアルミ缶は都の分別ごみ収集に排出されているのです。


これらのアルミ缶は途中で回収されることなく、埋立地でごみ処分されているからです。


にもかかわらず、ビールなどアルミ缶飲料は年ごとに増えていて、それに伴い都の分別ごみに占めるアルミの比率は、1984年にはわずか1・4%でした。


88年には2倍をはるかに超える3.1%に達したと推定されています。


その量はおよそ2597トン、1個20gのアルミ缶でいうと、実に1億3000万個近くに相当する高価な資源が、再び世に役立つチャンスを与えられることなく、地中に眠らされているのです。

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