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2010年04月 アーカイブ

気になる茨城県の大子町で・・・2

旧登山道は、入口周辺からブナ、ミズナラなどの老木に、シデ類、カエデ類、ヤマザクラなどの若木が調和した雑木林の中を貫いている。

春は新緑が朝日に輝き、夏は涼風が頬をなで、秋は紅葉のトンネル、冬は落ち葉の毛せんを敷きつめた歩道となる。

けもの道や、立ち枯れた木のキノコを見ながら、森とそこに生きる動植物のつながりを観察して歩くのも楽しみのひとつだ。紅葉は11月が最盛期。

なおも歩き続けると杉並木が現われる今までの明るい林とは違い、ほの暗く、神聖な雰囲気に包まれている。

気になる茨城県の大子町で・・・3

この山が山岳信仰の霊場として栄えていたころ、人の毛によって一本一本植えられた杉だ。
人と自然との長い交流を物語っている。

コース上部には、いたるところから清水が湧き出している。

なかでも代表的な五つは「八溝五水」と呼ばれて親しまれてきた。そのひとつ、金性水でのどを潤し、八丁坂の急坂を登っていく。

八丁坂を登りつめると、樹齢150~200年の広葉樹林帯が展開する。「学術参考保護林」だ。

八溝山の森はもともと原生に近い天然広葉樹林が主体だったが、経済性の高い針葉樹林を造成するため、戦前から大規模な伐採が続けられ、昭和30年代後半には、ほとんどもとの姿を失ってしまったそのため、かろうじて頂上付近に残っていた約30ヘクタールを保護しているのだ。

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